白石晃士監督、自作を語るvol.2　「暴力人間」「バチアタリ暴力人間」

↑白石晃士監督の代表作にして大傑作の自主映画「暴力人間」

↑「暴力人間」のアップデート版「バチアタリ暴力人間」。振り切ってます！

↑再生を押してお聞き下さい。１時間４４分のロングインタビューです。

先日、名古屋シネマスコーレで開催された「カナザワ映画祭　田舎ホラー超大全科」のこと、白石監督が体験した恐怖体験(映画監督ならではの体験！)、白石監督が大学生の時に監督した「暴力人間」の裏話、2010年に発表した「バチアタリ暴力人間」の裏話などを存分に語っていただきました。他では聞けない貴重なお話が盛りだくさんです。

↑新宿の街角でポーズを決める白石晃士監督。

「暴力人間」　1997年　　監督/構成/編集：白石晃士　笠井暁大　　出演：笠井暁大　稲原功知　白石晃士

白石晃士監督が大学の映画研究部にいた頃に制作された伝説の自主映画。ひろしま映像展98で企画脚本賞・撮影賞を受賞。

映画研究部の古いしきたりに反抗する二人の狂暴凶悪な暴力人間に密着したフェイクドキュメンタリー。

オープニングに「この映画は嘘八百である」といきなりクレジットされるが、途中から出演者のあまりにリアルな演技と監督の演出に観客は混乱の渦に突き落とされる。

白石監督自身も「最高傑作」と太鼓判を押す名作。

今は見れる機会がないが、もしかしたら何かのイベント時に見れるかも知れないので未見の方は首を長くしてお待ちください。

「バチアタリ暴力人間」　2010年　監督/脚本/編集：白石晃士　出演：笠井暁大　山本剛史　白石晃士

「暴力人間」の２１世紀リブート版。謎のカルト教団ビデオの制作中に現場をブチ壊した凶悪な暴力人間の二人に監督の白石コージが取り込まれていく様を描くフェイクドキュメンタリー。

数多くのタブーを真っ向から挑発しまくる映像に度肝を抜かれる。白石監督の天才的なコメディエンヌっぷりも堪能できる異色作品。

白石作品の常連になる、宇野祥平さん、大迫茂生さん、村上ROCKさんなどカルト信者役で出演しています。

稲穂はこの映画が大好きです。初めて鑑賞した時ぶったまげました、、、。

映画ってここまで弾けていいんだと。頭をトンカチで殴られるような作品です。ぜひ若い映画青年達にもっと見てもらいたい！

今回のインタビューでたくさんの裏話を聞けて僕は本当に幸せです。

●遊星からの物体X　ジョン・カーペンター監督

●死霊のはらわた２　サム・ライミ監督

●八つ墓村　野村芳太郎監督

↑最高の３本ですね、、、。僕は「死霊のはらわた」のこれでもか！というサービス精神とユーモアは白石監督映画にも感じますね

「SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店」

新宿御苑前駅徒歩５分

鬼才・白石晃士監督とラーメン屋さんに行きました。　今日はミシュランガイド東京2019にてラーメンカテゴリにて一つ星を獲得したお店「SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店」です。

ミシュランにて一つ星に選ばれたラーメン屋さんは「Japanese Soba Noodles 蔦」「創作麺工房 鳴龍」とここのお店の３店になります。今この３店は超行列店になり、外国の人も食べに来ています。

白石監督と僕は開店１８時３０分の１５分前に並び、２０分ほどで席に着くことができました。

↑新宿御苑の新宿通りを一本裏に入ったところにあります。常に大行列ができています。

↑白石監督が頼んだ「真鯛と蛤の塩そば」９００円　トリュフが仄かに香る、絶品の鯛とハマグリの魚介スープです。

↑稲穂が頼んだ「鴨脂と蛤の醤油そば」８５０円です。鴨の豊潤な風味と濃厚なハマグリ出汁が最高のラーメンです。

●感想

並んだ価値はあるラーメンでした。化学調味料に頼らない、自然の旨味溢れるスープに終始唸りっぱなしでした。

白石さんは「美味しいけど、上品すぎるかな」とのこと。次回はさらに美味しいラーメンを探しに行きます。

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