↑新宿テアトルにて公開していた「いざなぎ暮れた。」のチラシを持つ笠木望監督(右)と矢加部英達ラインプロデューサー(左) お二人とのカッコいいんです
笠木望監督と矢加部英達ラインプロデューサーにインタビュー!!
↑再生を押してお聞き下さい。1時間39分ございます。
※今回のラジオは映画「いざなぎ暮れた。」についてかなりネタバレ全開で監督とラインプロデューサーのお二人にお話しを聞いております。
●「いざなぎ暮れた。」の企画から撮影までの道のりについて
●世界中の映画祭で入選や賞をたくさん獲得していることなど
●ロケをした島根県松江市美保関町のことについて、食事や町の雰囲気など
●出演俳優さんへのオファーなどについて
●各シーンの演出技法などについて
映画「いざなぎ暮れた。」について
「いざなぎ暮れた。」
監督・脚本・編集:笠木望 ラインプロデューサー:矢加部英達
出演・毎熊克哉、武田梨奈、青山フォール勝ち
↑僕の好きな映画監督のお一人「笠木望」さんの待望の新作です。吉本興業さんから出資してもらい、オリジナル脚本で製作した映画です。
今をときめく毎熊克哉さん、武田梨奈さんのお二人を主演に、島根県松江市にある美保関町という港町を舞台に展開するロードムービーです。お二人の演技合戦が本当に素晴らしい!!
借金苦に陥ったホスト経営者が、恋人を連れて実の祖母にお金の無心に行くというお話。すぐにお金がもらえると思いきやなかなか思うようにいかず、、、。といったお話です。
美保関町の趣のある街並みに、全く場違いな新宿のホストとキャバ嬢の二人が縦横無尽に走り回る姿が最高に面白いです。
どんどん最悪な方向に向かう主人公の姿に、どこか自分自身の体験を重ねて観てしまうでしょう。
あの映画評論家の前田有一さんもおススメしていました。心に残る作品です。
しかし、さすがは笠木望監督!!執念ともいえる編集やサウンドデザイン、ラストシーンの車窓に映る雑物のミラクルテイク!!
思うのですが、映画はポスプロ(編集、音付け、色付け)などに監督がこだわりまくった作品がやはり勝ちますね。
いやはや笠木監督の執念は凄かったです。
テアトル新宿でのレイトショー公開が終わり、今の所これから先の公開は決まっておりません。また公開決まりましたら追ってお知らせします。
笠木望監督の大好きな映画3本!!
●「スリ」ロベール・ブレッソン監督
●「地下室のメロディ」アンリ・ヴェルヌイユ監督
●「穴」